会長からのご挨拶

ごあいさつ

 日頃は岐阜工業高等専門学校同窓会「若鮎会」の活動にご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。令和6年4月から若鮎会会長を仰せつかっています建築学科3期生(45A)の宇佐美晃三でございます。よろしくお願い申し上げます。

 さて、私たちの母校、岐阜工業高等専門学校は2023年(令和5年)に創立60周年を迎えました。また、卒業生の同窓会「若鮎会」も昭和43年に創設されて3月で57年が経過しようとしています。

 昨年(令和6年)11月26日の日本経済新聞に

 「高専生 夢へ 未来へ 世界へ」

という特集記事が掲載されました。

 産業界、経済界の強い要望で1962年に生まれた高等専門学校(高専)は、理論と実践・実習に重点を置いた理系カリキュラムを5年間に凝縮した日本独自の教育システムで、海外では「KOSEN」と呼ばれ、世界の人材育成にも貢献しています。

 全国に58校(国立51、公立3、私立4)ある高専。理系人材を多く輩出する逸材の宝庫、巨大エンジニア集団で、その卒業生は約50万人に及び、各方面で活躍しています。

 現在、「若鮎会」の会員数は正確な数は把握できていませんが、1万人前後に達しようとしています。ただ、今までの「若鮎会」が多くの会員の皆様にとって、有意義な活動を展開してきたかを考えてみますと、やはり不十分な面があったのでは思います。

 会則の第2条には、「本会は、会員相互の親睦を図り、岐阜高専の発展に寄与することを目的とする。」とあります。

 「若鮎会」創立60周年の2028年(令和10年)に向けて、今一度卒業生の力を結集して、岐阜高専ここにありと発信してゆくとともに、在校生へ一層の支援ができるよう活動してゆきたいと考えています。そのためにも、今年から同窓会総会を毎年定期的に開催したいと考えていますので、(6月21日開催予定、詳細は後日ご案内します。)会員諸兄のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

令和7年1月

岐阜工業高等専門学校同窓会「若鮎会」会長

宇佐美晃三(建築学科3期卒)